【完全ガイド】不要チェア、どう捨てる?個人と法人で違う正しい処分法と必見の無料サービス
チェアの買い替えやオフィスの引っ越し、レイアウト変更で出る「不要チェア」。見た目は小物に見えても、処分のしかたを間違えると手間や費用、場合によっては法的な問題に発展します。本稿では「不要チェア 捨て方」をテーマに、個人と法人で何が違うのか、現実的な選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを分かりやすく整理しました。最後に、買い替え時に特に便利な回収サービスもご紹介します。
個人(家庭)での処分方法
個人での処分方法、実は選択肢が多いんです。主に4つの方法と、気をつけなければならないある方法をご紹介します。
・粗大ごみ
家庭で出るチェアは多くの自治体で有料の粗大ごみ扱いです。
基本は
①電話やインターネットで事前申し込み
②最寄りのコンビニエンスストアなど有料ごみ処理券取扱所で処理券購入
③収集日の朝に指定場所へ出す
という流れです。
>>チェアの買い替えご検討の方必見!<<
Kaggマルシェなら購入品お届けと同時に無料で不要チェアも回収可能。
処分の手間をかけず、ワンストップで解決できます。
詳しくは本記事下部でご紹介しておりますのでぜひ最後までご覧ください!
東京都内でも自治体により料金が様々なので、例をご紹介します(※この金額は記事公開2025年11月時点の情報です。最新は自治体の公式サイトで確認してください)。
▼渋谷区
400円(A券2枚)
※渋谷区 粗大ごみ 公式サイト
▼千代田区
300円
※千代田区 粗大ごみの出し方と料金 公式サイト
▼武蔵野市
ポイント制で最低10ポイント(1,000円分)。肘なしチェア3ポイント(300円分)、肘ありチェア5ポイント(500円分)。※できるだけまとめて廃棄するのが合理的で、チェア1脚だけだと1,000円分の支払いが必要。
※武蔵野市 粗大ごみの出しかた 公式サイト
ここで気をつけたいのは搬出の負担と回収までの期間。家の中からの持ち出し対応は原則個人側の対応で、2階以上に住む場合は1階まで自力で下ろす必要があります(後述しますが一般のオフィスチェアでも15~20kg程度の重量があります)。また、申し込みから回収まで1〜2週間かかることが多く、引越しシーズンなどはさらに時間が延びるので余裕を持って手配することが大切です。
・一般ごみ
実はオフィスチェアを分解・解体して一般ごみとして処分することもできます。費用がかからないので選択肢の一つとなるでしょう。解体する際は、木製・金属・プラスチックなどそれぞれ可能な限り解体し、特定の日にごみに出す必要があります。自治体によっては一般ごみとして出せる大きさや重さに制限があったり、解体しても元が粗大ごみであれば回収できない自治体もありますのでご注意ください。
ガスシリンダー(座面の高さを調節する機構のひとつ)付きのチェアは特に分解が難しく、こちらも分解できたとしても一般ごみとして扱われない自治体もありますので、事前にお住まいの自治体へ問い合わせが必要です。
・持ち込み
持ち込みで処理する選択肢もあります。ジモティースポットなど無料で持ち込めるスポットは店舗数も増えており、大変便利ですよね。
ジモティースポットの大型店など一部を除く多くの店舗では「3辺合計180cm以上の家具は持ち込み不可」というルールがあります。オフィスチェアは3辺合計180cm以上であることが多く、制限により持ち込めないこともあるので、事前に受け入れ可否を確認しましょう。また、自家用車がない方は利用が難しいかもしれません。
・フリマアプリで売却
メルカリなどのフリマアプリで売る方法は今や主流になりつつありますよね。状態が良ければ処分費用がかからないどころか、売却益を得られる可能性も。
ただし、写真撮影や説明文の作成、手数料を加味した値段設定、お問い合わせの対応や購入者とのやり取り、そして大型商品ならではの梱包・配送の手間が発生する点はデメリットと言えるでしょう。
・注意!絶対に避けたい ”無許可回収業者の利用”
「産業廃棄物収集運搬業の許可」や「古物商の許可」があっても家庭ごみの収集運搬が認められるとは限りません。無許可業者に手間賃や運搬料金を払って引き渡す行為は廃棄物処理法の趣旨に反するため、トラブルになるリスクがあります。安さで安易に業者を選ばず、許可の有無を必ず確認してください。
法人での処分方法
法人が事業で使ったチェアを処分する場合、個人のケースとは全く異なり、法律に則った対応も求められます。主な方法は、大きく分けて2つです。

・産業廃棄物として処分
会社や事業所で使っていたチェアは「産業廃棄物」として扱われ、個人向けの区役所サービスは利用できません。東京都の場合、処理は東京都の許可を持つ産廃収集運搬業者へ委託するのが原則で、手続きは以下の手順を踏む必要があります。
①見積依頼(処分品目・数量を伝える 例:オフィスチェア10脚、デスク5台など)
②産業廃棄物処理委託契約書の締結
③マニフェスト伝票の発行(排出→収集運搬→中間処理→最終処分の流れを記録する伝票)
④回収当日のマニフェスト発行
⑤処分完了後のマニフェスト写しを5年間保管
最近は電子マニフェストを使う企業も増えていますが、いずれにせよ管理が必須です。
費用面は目安として、産廃処理費が1,000〜3,000円/脚が相場。処分とは別に車両と作業員手配でそれぞれ数万円かかるケースも。少量での処理は割高になりがちで、数十脚をまとめて処分する方が1脚あたりのコストは下がります。(相場は地域や業者、数量によって変動します。)
・売却
廃棄する前に「売却」という選択肢も積極的に検討しましょう。特に、オカムラ、コクヨ、ハーマンミラーといった有名ブランドのオフィスチェアは中古市場でも価値が高く、中古オフィス家具専門の買取業者に売却できる可能性があります。状態が良ければ、本来かかるはずだった産業廃棄物としての処分費用がゼロになるどころか、売却益を得られるケースも少なくありません。
これはコスト削減だけでなく、リユースによる環境貢献にもつながる非常に賢明な方法です。買取価格はブランドやモデル、状態、数量によって決まりますが、多くの業者が無料で見積もりを行っています。オフィス移転やレイアウト変更で大量に不要チェアが出る場合は、まず買取査定を依頼してみることをお勧めします。
買い替え時の賢い選択肢
・Kaggマルシェの不要チェア無料回収サービスを活用
最後に、買い替えを検討している方・企業に便利なサービスを紹介します。現在中古オフィス家具通販サイト「Kaggマルシェ」では1都3県限定で「1脚購入につき1脚まで不要チェア回収が無料」というサービスを提供しています。
オフィスチェアをどう処分するか検討するときに、1つネックとなり大変になってくるのが、重いチェアの搬出です。例えば、ある程度しっかりとした機能がついているオフィスチェアで15Kg以上、Kaggマルシェで人気のオカムラ「Sylphy(シルフィー)」はモデルによって20kg前後にもなり、これを粗大ごみ収集所まで運んだり、階段で1階まで下ろしたりするのはかなりの重労働です。
Kaggマルシェのサービスは、他社が原則「建物の1階での引き渡し」であるのに対し、お部屋からの持ち出しに対応。
階段のない2階以上にお住まいの方でも、購入時に商品の階段上げ対応費用を支払っていれば、階下げ(搬出)も行ってくれます。(1都3県外は回収サービスは行っておりません)。
さらに、回収できるチェアはオフィスチェアだけでなく、ゲーミングチェアやダイニングチェアなど、1人用のものなら基本的に何でも引取可能で、壊れていてもOK。分解や梱包も不要で、配送員にそのまま渡すだけで完了します。
無料なうえに面倒な手続きや重労働からも解放される、とても便利なサービスです。
気になった方は、ぜひKaggマルシェを覗いてみてください!

~Kaggマルシェサービス概要~
*1都3県内のみ対応
*購入1脚につき1脚回収無料
*お部屋からの搬出対応可(条件あり)
*オフィスチェア以外も引き取り可能
最適な捨て方が見つかる!処分前の最終チェック
ここまでいろいろな処分方法をお伝えしていきましたが、最適な捨て方は見つかりましたでしょうか?処分前の最終チェックは以下の通りですので、今一度確認してみてください!
処分前最終チェック!
・自分(自社)が「個人」か「法人」かをまず確認する。
・自治体回収を利用する場合は料金・申し込み方法・処理券購入場所・搬出ルールを事前に確認する。
・持ち込みを検討する場合はサイズ制限(3辺合計180cmなど)を確認する。
・無許可業者には依頼しない。
・ガスシリンダーなど安全面に注意する。
・法人は産廃許可を持つ業者へ委託し、委託契約書とマニフェストを必ず管理する。
・状態の良いチェアは中古売却を検討して処分費を抑える。
・買い替えのタイミングであれば、同時引取りサービスのある店舗・サイトで購入を検討する
最後に
不要チェアの処分は、正しい知識を持ってスムーズかつ安全に行いましょう。
チェアの買い替え時に、搬出や処分の手間を劇的に減らせる方法”Kaggマルシェの不要チェア無料回収サービス”は、重労働から解放され、追加費用の心配もない、まさに理想的な選択肢。面倒な処分作業から解放されたい方は、ぜひご検討ください!